電力自由化により、いま「全国規模」で高圧・特別高圧の新電力の比較・切り替えが進んでます!

お問い合わせ 0120390134
受付時間:平日10:00-19:00 (土日祝休)
お問い合わせはこちら

学校の電気代って月いくら?賢く節電できる9の方法

電気料金 [コスト削減]学校
school

学校の光熱費削減に役立つ、節電方法と電力コストの削減方法をご紹介!

もちろん、学校という多様な人たちが集まる現場ですから
省エネ設備を買う予算がない・節電行動の足並みが揃わないというご事情もおありでしょう。そういった場合に効果を発揮するコスト削減法もご紹介しています。

お急ぎの方は、目次からお好みのトピックにジャンプしてください。

学校の電気代は月にどれくらいかかっているの?

まず、学校で使っている電気の多さをチェック

少し古いデータにはなりますが、平成14年度の経済産業省の調査によると、横浜市立の小学校で1施設あたり年間約150,000kWh、中学校では1施設あたり年間で約170,000kWhという情報が発表されています。

小学校、中学校の平均値を算出すると、158,451.4kWh。つまり、年間の電力使用量は約160,000kWhということになります。すでにピンと来ないほど、多くの電力を使っているということですね。

でも、14年前と今では、設備の消費電力や省エネ性能に違いがあることでしょう。仮に消費電力が10%ほど軽減されたと仮定すると、160,000kWh×(1−0.1)=144,000kWhと計算できます。

つまり1か月あたり、12,000kWhです。

学校に必要な電力の使用料金を計算してみます

電力使用量料金は、契約している企業や料金プランによって大きく異なります。ここでは、学校向け電力(高圧)の標準的な単価である20.0円/kWhを使って計算してみましょう。

学校の1か月あたりの電気代は、12,000kWh/月×20.0円/kWh=240,000円と算出されます。

もちろん、生徒の数や保有設備にもよりますが、小・中学校の電気代はおおよそこれくらいだということですね。

ちなみに、生徒1人あたりで計算すると、14年前のデータでは年間およそ300kWh程度の電力を消費するとされています。先の方法で現在水準に換算しても、270kWh程度は消費している計算になります。

学校でできる9つの節電方法

さて、学校の毎月の電気代の目安がわかったところで、どうにかして学校の電気代を減らしたいとき、具体的には次のような対策があります。

  • 照明をこまめに消す
  • エネルギー効率の良い照明を使う
  • 体育館での照明の使い方を工夫する
  • グリーンカーテンを設置する
  • 生徒全体への節電意識を高める
  • エアコンの設定温度を工夫する
  • 扇風機やサーキュレーターを併用する
  • 学校に適した電気料金プランに変える
  • 太陽光発電を無料でつけて0円の電気を使う

ちょっとした工夫がほとんどですが、学校は規模が大きいですから、ささいなことを変えるだけでも数万円単位で電気代を節約することにつながります。

次に、これらの対策について順番に解説していきますね。

その1.照明をこまめに消す

まず真っ先に見るべきは照明です。これが学校での電力消費のうち、大きな割合を占めています。ひとつの教室についている照明器具の数が多い分、点灯しっぱなしにしておくと、ひとつの教室あたり約5.4kWhもの電力を毎日消費しています。

これを、必要なときだけつけるようにすることで、半分まで消費電力量を減らせたとすると、ひとつの教室あたり2.7kWh分の電気代が安くなります。

具体的には、少し大げさに「30教室」が毎日電気をつけっぱなしにしているところを半分に減らせば、それだけで81kWhの電力消費を抑えられる計算です。

電気代に換算すると1620円、年間では19,400円も安くなります。

これは教室だけに限定して計算をしていますが、廊下やトイレなど広い範囲に適用すれば、さらに電力消費を抑えることができます。

その2.照明のエネルギー効率を高く保つ

エネルギー効率の悪いまま照明器具を使っていると、ついつい使う照明器具の量が増え、省エネとは程遠くなってしまいます。

エネルギー効率を高く保つためには照明器具を清潔に保ち、あまり汚れない場所でも1年に1回は照明をキレイに掃除するのがオススメです。

ランプの一部が黒く変色してきたら交換の時期とするのが良いでしょう。目安として、40Wの蛍光灯であれば、1日5〜6時間使う現場では3年程度で交換するのが理想的です。

その3.体育館での照明の使い方を工夫する

futsal

体育館でよく使用される「水銀灯」は、ものにもよりますが、教室で使用している蛍光灯の10倍もの電力を消費します。

体育館全体に、400Wの水銀灯を40台設置していると仮定すると、1時間あたりの消費電力は16kWh。電気代に換算すると、1時間で320円と、教室の照明と比べるとかなり高いのがわかりますよね。

しかし水銀灯は、点灯の際に消費電力が大きくなる特性をもち、こまめに消しすぎるのが逆効果になるケースもあります。この場合は体育館を使うときは集中的に使用し、長時間使用しないときにきちんと切るというメリハリの工夫を組み合わせてみてください。

その4.グリーンカーテンを設置する

greencurtain

グリーンカーテンとは、植物のカーテンのことです。夏に向けてニガウリ(ゴーヤ)やアサガオなどの植物を窓際で育てると、茂った葉がカーテンのように日光を遮ってくれます。窓ガラスや壁にこもった熱が室内温度を高めるのを防ぐ効果もあります。

普通のカーテンと違うところは、風が植物の間を通るとき、植物の葉から自然に蒸散されている水分で温度が下がるため、より涼しく感じることができます。緑のカーテンを活用すれば、エアコンの使用頻度や、設定温度を抑えられます。

アサガオは特に病気や虫に強く、種が安価でコスト対策にも最適です。葉の密度を上げるコツは水やりと摘芯(てきしん)などのまめな世話ですので、生徒との活動の一環として育ててみるのも面白いですよ。

その5.生徒全体への節電意識を高める

生徒と比べて圧倒的に数が少ない職員だけが節電意識を強く持っていても、生徒の節電意識が低ければほとんど効果を得ることができません。

生徒たちに節電を呼びかけるだけで効果が出そうになければ、「ゲーム感覚」で節電する動機を作るのも手です。チェックシートを作り、学年ごとにどれだけ節電できたかを競うなど、よりまとまった電気代を楽しく節約できるきっかけとなります。

また、「節電大会」のように、校内で節電の方法を募り、実際に効果が高いものはどれかを検証し、比較するなどの催しを行うと、より生徒が真剣に節電へと取り組んでくれる可能性も高くなります。今回ご紹介した方法は一例ですが、生徒たちの意識を節電にどう向けるか仕組みづくりを工夫してみてください。

その6.扇風機やサーキュレーターを併用する

circulator

扇風機やサーキュレーターは、直接涼しい風を送るだけではなく、教室の中の空気を動かし、温度を「ならす」効果もあります。

冷たい空気は下に溜まりやすく、暖かい空気は上にいきやすいという性質があります。夏場には教室の一部や、足もとは涼しいけれど、それに比べ顔周りが暑いという現象がおきてしまいます。

サーキュレーターや扇風機を併用すれば、全体の温度を一定に導けるため、エアコンの設定温度を下げすぎない、上げすぎないようにできますので、設定温度を消費電力が大きくなるように変えるよりも先に、まずは空気を「まわす」ことで対応しましょう。

また、扇風機の消費電力はエアコンの20分の1以下というものも多くあります。エアコンを使わずに扇風機2台を使う、という対処をすることでも、消費電力量は大幅にカットできます。

設定温度を無理に設定して健康を害しては本末転倒です。広い空間に向けて風を送り、空気をかき混ぜるにはサーキュレーターのほうが効果的です。

その7.エアコンの設定温度を工夫する

airconditioning


エアコンは、冬場は20℃、夏場は28℃が、快適さと省エネを両立できる設定温度です。

一般的に、エアコンは1℃温度を変えると、消費電力は5%〜10%変わります。

エアコンの設定温度が今まで夏場に25℃で、エアコンの消費電力が500Wだったと仮定すると、3℃設定温度を上げると、15〜30%の消費電力を削減できますので、仮に20%削減できるとすると、500W×0.2=100W分の消費電力が節約できます。

一見、学校という規模からすると少なく思えるかもしれませんが、これをすべての教室で行えば、年間で数万円も削減できる可能性があります。

エアコンの節電では「こまめが逆効果」になるケースも

逆に、エアコンをこまめに電源オフ、オンするというのは、節電しているつもりが電気代は高くなってしまいますから注意が必要です。エアコンは起動時に最も大きな電力を消費する性質をもっておりますから、起動時の電力消費を何度も何度も重ねると、電源オフの節約効果以上にコストを支払う結果になるということです。

その8.電力会社を乗り換える

いつもの生活のままで電力コストを安くできるのは、電気料金プランの乗り換えです。すでに電力消費を効率化してある方にも、どうしてもこれ以上の消費電力削減が難しい方にもおすすめな2つの理由があります。

ひとつは、初期コストがかからないこと。特別な設備やケアする人員が必要ありませんので、導入時もその後も一切の費用がかかりません。

もうひとつは、いつもの電気の使い方なのに電気料金が安くなることです。電力コストを安くするには、消費量削減以外のアプローチもあります。節電意識を高めるアクションを共にすることも大切な教育ですが、コスト削減効果を挙げるにはプラン乗り換えをまずは検討してください。

学校法人ですと「高圧」に対応した電力会社でプランをお探しください。当サイトのスイッチビズは、あなたに必要なことを完全無料でサポートいたします。

まずはスイッチビズを利用された方々がどれほどコストを安くできたかのレポートを見てください。あるいは、学校の電力コスト相談からスタートしても大丈夫です。電力プランの乗り換えができるか、どう検討していいか分からない段階でもご相談ください。

https://www.tainavi-biz.com/energy-iot/642/

スイッチビズを使うと電力コストを減らせる

電力使用量が多くても、学校のように電力を必要以上に節約しにくい施設の場合、電力会社を変えるのも効果的な削減方法です。現在契約している電力会社と比較するなら、1社だけでなく複数社を比較するほうが削減効果は大きくなる可能性があります。

しかし、複数の電力会社にそれぞれ見積りを依頼するのは大変手間がかかります。簡単に複数社を比べるには「一括見積り」がおすすめです。

スイッチビズの一括見積りは、費用が一切かからないうえに52.1%と高い削減実績を誇っています。スイッチビズオリジナルの見積一覧表は各社の情報を同じ形式で統一しているので大変見やすいと好評です。

業界最大級の48社と提携しているスイッチビズなら、ニーズに合う電力会社がすぐに見つかるでしょう。切り替えを検討しているが方法が分からない、興味はあっても不安がある、という方も安心してスイッチビズにお任せください。

スイッチビズの学校での削減事例

スイッチビズの一括見積りで複数の電力会社を比較した結果、電気代削減を実現した学校の事例を解説します。ここでは、分かりやすいように複数社の見積りのなかで最小削減額と最大削減額になった電力会社の削減額を紹介しています。

<光熱費削減事例1>

契約電力132kWの学校を複数社に見てもらった事例

  • 最小削減額A社 120万円
  • 最大削減額B社 150万円

<光熱費削減事例2>

契約電力408kWの学校を複数社に見てもらった事例

  • 最小削減額A社 220万円
  • 最大削減額B社 340万円

このふたつの事例では、同じ契約電力の施設でも電力会社によって何十万円もの差が出ている点に注目しましょう。

すでに新電力に変えている、という学校でもさらに安くなった事例もあります。電力コストの削減効果を上げるにはスイッチビズの一括見積りで見直すのがおすすめです。

その9.太陽光発電を無料でつけて0円の電気を使う

学校で消費する電気は、電力会社から買うとコストがかかりますが太陽光で発電した電気を使うと0円です。自家消費用の太陽光発電を屋根などに設置して、0円の太陽光で発電した電気を使う方法が有効です。

太陽光発電は導入費用が高額だとお思いのことでしょうから、まずは設置費用が0円になるPPAサービスを検討してください。

家庭用・住宅用太陽光発電の一括見積もりサイトは「タイナビ」!

ソーラーPPAは学校法人でも導入が進んでいる

太陽光発電のPPA(PPAモデル)とは、一般にいうところの屋根貸しのイメージに近いかもしれません。設備の所有者が太陽光発電を設置させることを許可する代わりに、PPAサービスの提供者が発電システムを設置し、メンテナンス費用も負担します。

その代わりに、契約期間中に太陽光発電で発電した電気をPPA事業者に渡し、設備提供者は通常よりも安い電力会社のプランで電気を使って契約期間が満了したら発電システムを無償で譲渡されるのがソーラーPPAの流れです。

ソーラーPPAとは

日本でも再生可能エネルギーの電気利用が求められていますが、最もネックになるのが設置費用です。この問題をすでにアメリカで解決したのが、このソーラーPPAモデルです。日本では再エネでの売電メリットが少なくなる一方で脱炭素の需要が高まっておりますので、太陽光発電の自家消費を視野に入れたPPAモデルが続々現れているのです。

ルールの運用・コストの悩みにおすすめ2案

businessman

多数の人が生活する場で、節電ルールを徹底するのは難しいかもしれません。ここまでご紹介してきた中でも「少額でもお金がかかると予算確保が難しい」「協力者の足並みが揃わない」なんてお悩みもあることでしょう。

そこで、初期コストがかからず、いつもの生活のままでコスト削減をする電気料金プランの切り替えという方法をご提案します。

電力プラン乗り換えに費用はいらない

電力会社やプランを変えるメリットは費用がかからず・電気の運用ルールを管理する人も必要なく・いつもの生活のまま電力コストが安くなっていくことです。予算を取ってくる苦労も、ルールを守らせるためにガミガミと言う役も不要になります。

プランを変えたらどれくらい安くなるかは、契約候補となる電力会社が計算して、見積もりと共に教えてくれます。一番安いプランを見つけるには、複数の電力会社の見積もりを見比べるのが一番ですが、当サイトのスイッチビズは見積りから専任サポートのアドバイスまで完全無料で学校の電力コストを安くします。

現在のプランの契約期間中に他社に乗り換えると違約金がかかりますが、乗り換え先の電力会社がその負担を引き受けてくれる可能性がとても高いです。

なぜ、そんなに簡単に電力コストが安くなるか、気になりますか?

プラン切り替えで電気代が安くなる理由は「料金の計算方法」

学校のように電気を使う施設では「高圧需要向けの電力会社」と契約することになるでしょう。こうした大量の電力消費を免れない施設ほど電力乗り換えで効果が高いのは、「電気料金の計算方法」という理由があります。

https://www.tainavi-biz.com/energy-iot/3478/

学校の設備の使い方は、多くの人が集まる平日と休日とでは差がありますよね。この電力需要の違いは、電力コスト削減の大チャンスです。電気料金プランを最適化すると、支払額を安くすることができるのです。

学校と同じように定休日があり、大量の電気を使う工場でも、電力の乗り換えでコスト削減に成功しています。削減額の参考として、こちらの資料をご利用ください。

電気料金プランを切り替える費用はかからない

おなじみの東京電力や関西電力だけでなく、この十数年で電力小売に参入してきた電力会社にも豊富でお得な選択肢があります。

電力供給の安定性は、電力業界で消費者保護のためのシステム化がされています。電気が不安定になったり、停電のリスクが増加することはありません。

https://www.tainavi-biz.com/energy-iot/3688/

電力会社の調査と見積り請求は無料で委託できる

いつもテレビCMで見る新しい電気料金プランは家庭(低圧需要)向けですので、学校施設向けとはサービス内容が違うかもしれません。どこと契約すれば良いのか、わかりにくいですよね。

どこの電力会社と契約するべきか、どれくらいコスト削減の成果が出せるのか。あなたの施設に最適な電力会社を調べたり、見積りを作成依頼することは、全て「スイッチビズの電力乗り換えサービス」が行います。

全国の電力会社と連携し、中規模・大規模事業者様の電力コストを安くしてきた当サイトをぜひお試しください。

学校の「コストをかけずに電力コスト削減」はお任せください

省エネ設備に買い換えずとも、電力コストは毎月安くなります!
電気の質を絶対に落とせない学校で、費用と労力をかけずに電気代を削減するなら【電力会社の見直し】がおすすめです。複数の電力会社から相見積もりをとり、最安の高圧・特別高圧プランを無料で見つけるには、こちらのフォームからお問い合わせください。

ピックアップ

メディア掲載実績

もっと見る>