九州電力 | 高圧電力と特別高圧の料金
電力消費の大口需要家のトップといえば大規模工場です。
そのほか大口の電力を必要とする法人様は国内に数多く存在します。
高圧電力とは標準電圧が6,000Vで、特別高圧とは7,000Vを超えるものをいいます。
九州電力の高圧電力や特別高圧は企業向けのオフィスビルや工場、病院、学校など大型の建物で大量に電気を使用する方のための電力プランです。
一般家庭とは比較できない大量の電力を使う企業にとって、適切な高圧プランを選択するのは一般的になりつつありますが、「まだ見直しをしていない」という企業がたくさん見受けられます。
これは大変もったいないことです。
高圧電力や特別高圧プランはプラン内容を工場や店舗などで使われる容量や曜日、時間帯、季節などに適切なプランに変更すれば大幅な節約が期待できます。
九州電力の特別高圧と高圧電力のプラン
九州電力の法人向けの高圧電力や特別高圧の料金体系は種類豊富なプラン内容で10種の中からお選びいただけます。
時間帯や季節、曜日などで料金単価が違うため、適切な料金プランにすれば思いがけない節約につながります。
九州電力の特別高圧と高圧電力のプランは業務用と産業用に分かれ標準的なメニューから季節や平日、休日など細かいニーズに合うように分けられています。
業務用電力A
このプランは業務用でお使いになられる場合の標準的なプランです。
時間や季節を問わず、平均的に電気をお使いになる業務用で使われる法人様におすすめの料金プランです。
また料金も11~12円台とリーズナブルな内容で魅力的なプランです。
標準電圧 | 6,000V | 20,000V | 60,000V |
---|---|---|---|
基本料金 | 2,008円80銭 | 1,900円80銭 | 1,836円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季 | 12円78銭 | 11円70銭 | 11円60銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季 | 11円87銭 | 10円89銭 | 11円60 |
※夏季とは7月~9月までのことをいい、その他季とは夏季以外の時期をいいます。
産業用電力A
産業用で工事などにおすすめの標準的なプランです。
時間や季節を関係なく、平均的にお使いになられる場合におすすめです。
こちらも価格がお手頃で人気のプランです。
標準電圧 | 6,000V | 20,000V | 60,000V | 100,000V |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 2,008円80銭 | 1,900円80銭 | 1,836円00銭 | 1,771円20銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季 | 12円31銭 | 11円32銭 | 11円21銭 | 11円11銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季 | 11円44銭 | 10円53銭 | 10円44銭 | 10円34銭 |
業務用季時別電力A
夜間の単価料金が安いのが特徴です。
ピーク時が16円台に対し夜間は半分の8円台です。
そのため夜間に電気を業務用で使われる24時間営業の店舗経営をされている法院様などにおすすめのプランです。
標準電圧 | 6,000V | 20,000V | 60,000V |
---|---|---|---|
基本料金 | 2,008円80銭 | 1,900円80銭 | 1,836円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)ピーク | 16円67銭 | 15円06銭 | 14円91銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季昼間 | 14円25銭 | 12円91銭 | 12円78銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季 | 13円31銭 | 12円08銭 | 11円98銭 |
電力単価料金(円/kWh)夜間 | 8円93銭 | 8円45銭 | 8円38銭 |
- ピーク時間とは夏季の午後1時~午後4時の時間帯をいいます。
- 昼間時間とは午前8時~22時のピーク時間以外を示します。
- 夜間時間とはピーク時間、昼間時間を含まない時間帯のことです。
- 日曜日、年末年始、ゴールデンウィークの祝日は終日夜間時間扱いになります。
産業用季時別電力A
こちらも夜間の単価料金がピークの約半分のお値段のため夜間に多く電気を使われる工場などにおすすめのプランです。
標準電圧 | 6,000V | 20,000V | 60,000V | 100,000V |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 2,008円80銭 | 1,900円80銭 | 1,836円00銭 | 1,771円20銭 |
電力単価料金(円/kWh)ピーク | 16円67銭 | 15円06銭 | 14円91銭 | 14円78銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季昼間 | 14円25銭 | 12円91銭 | 12円78銭 | 12円67銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季 | 13円31銭 | 12円08銭 | 13円31銭 | 11円87銭 |
電力単価料金(円/kWh)夜間 | 8円93銭 | 8円45銭 | 8円38銭 | 8円31銭 |
業務用電力A-I
比較的に短い時間帯で使われる場合におすすめです。
標準電圧 | 6,000V |
---|---|
基本料金 | 1296円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季 | 18円29銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季 | 16円87銭 |
業務用季時別電力A-I
季節や時間帯で細かく料金設定されています。
ピーク時の料金が26円代と高めですが夜間は8円代と1/3までにおさえられています。
そのため夜間中心の法人様におすすめのプランです。
標準電圧 | 6,000V |
---|---|
基本料金 | 1296円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)ピーク | 26円01銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季昼間 | 21円98銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季 | 20円97銭 |
電力単価料金(円/kWh)夜間 | 8円93銭 |
業務用休日エコノミー電力A
夏季の休日が安いため、サービス業など休日に多くの電気をお使いになられる企業向けのプランです。
またその他の季節の休日や平日も安めの価格設定のため業務用でお使いになられる場合におすすめのプラン内容です。
標準電圧 | 6,000V | 20,000V | 60,000V |
---|---|---|---|
基本料金 | 2,008円80銭 | 1,900円80銭 | 1,836円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季休日 | 10円13銭 | 15円06銭 | 9円23銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季休日 | 9円46銭 | 12円91銭 | 8円64銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季平日 | 13円88銭 | 12円08銭 | 12円61銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季平日 | 12円88銭 | 8円45銭 | 11円69銭 |
業務用休日エコノミー電力A-I
休日の夏季が安めで平日が夏季とその他の季節で高めの料金設定です。
休日中心の業務におすすめなプランです。
標準電圧 | 6,000V |
---|---|
基本料金 | 1296円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季休日 | 12円67銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季休日 | 11円75銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季平日 | 20円65銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季平日 | 19円02銭 |
産業用電力A-I
夏季休日や平日ともに平均的な料金設定になっています。
時間や季節を問わず時間や季節に変化の少ない法人様向けのプランです。
標準電圧 | 6,000V |
---|---|
基本料金 | 1,350円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季休日 | 15円74銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季 | 14円54銭 |
産業用季時別電力A-I
比較的日中は短時間で使うなど工夫次第でお安く利用できるプランです。
標準電圧 | 6,000V |
---|---|
基本料金 | 1,350円00銭 |
電力単価料金(円/kWh)ピーク | 23円47銭 |
電力単価料金(円/kWh)夏季昼間 | 20円01銭 |
電力単価料金(円/kWh)その他季昼間 | 18円76銭 |
電力単価料金(円/kWh)夜間 | 8円93銭 |
高圧電力や特別高圧のプランの選び方のコツとは?
大量の電気を使う工場など、高圧電力や特別高圧などのプラン選びは電気料金に大きく反映するため「電力量料金単価」をまずは重視して選びます。
そして次に大切なのが時間帯です。
時間帯で単価が30%以上安くなるのは経費削減の大切な要素です。
その次に季節や平日に多く使うのか、休日に多く使うなどをポイントにします。
企業の業務体形で電力を最も多く使う時間帯や曜日を考慮し、平日の深夜に多く電力を利用するのなら細かくプランを分析して単価の安いプランに契約し電気料金を大幅に削減できるチャンスです。
経費削減を考えているのなら電力プランを最適にすることです。
高圧電力・特別高圧電力こそ新電力で経費削減を!
国内には多くの工場やオフィスやタワーなど大型ビルが存在します。
大きな建物ほど、電力を多く使うため、クールビスなどこまめな節電方法を取り入れているオフィスは多いでしょう。しかし、節電の前に考えなければならないのは電力自由化になった今こそ「新電力」の魅力を知ることです。以前は地域の大手電力会社から電力を購入する方法しかありませんでした。
しかし、電力自由化になったからこそ最適な電力会社を見付け出すのは一般家庭や企業でも同じです。
特に二酸化炭素が問題になる中、大量の電気を消費する工場などの高圧電力にかかわる企業は先になって地球エコロジーを考え二酸化炭素をなるべく出さなうようにするために節電をしなくてはなりません。
電力の自由化とは、電力会社を自由に選択でき、九州電力をはじめ新電力の細かいプラン内容の中から選択できるため工場やオフィスなど、大容量で電力をお使いになる法人様に格安で電力を購入できるため、電気代削減に大変おすすめです。
エリア内の電力会社からあなたの企業により充実したプラン選びを最短1分で探し当てる便利な比較シミュレーションが大変役立ちます。
ぜひこの機会に見直しされてみてはいかがでしょうか?
九州電力エリアの高圧電力や特別高圧なら新電力と比較して最適なプランを選ぼう!
大容量の電力を使う法人様向けの高圧電力や特別高圧プランは九州電力以外にもお得なプランが存在し、大幅に経費削減ができるチャンスかもしれません。
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