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RE100に加盟するには「CDPの評価」がかなり重要!

脱炭素 専門家

RE100への加盟はオリンピックで金を獲る程難しい!?

長尾

第1回、第2回とですね、実際RE100に加盟したりとか脱炭素を取り組むことで、企業にとってどんなメリットがあるかっていうところをお話しいただいたと思うんですけども、今回はRE100に「じゃあ、どうやって入れるの?」っていうところですね。

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登場人物

長尾

かなり色んなハードルがあると思うんですけども、その辺りの難しさだったりとか、それをどうやって乗り越えていくかとか、その辺を含めてお話しいただけますか?

小倉

ありがとうございます。

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RE100に加盟しやすくなる!新常識を教えます

小倉

RE100っていうのが、まだ日本で50社しか加盟できてないっていう事実から分かるように、なかなか容易ではないっていうのが、数字から分かると思います。

いきなりRE100、例えるならば、オリンピックに、まぁ、金メダル取りましょうっていうことだとしたら、やったことない人がいきなりオリンピックで金メダルなんかできないので、まずやっぱり日本代表にならないとダメだと思います。

だから、日本代表になるためにCDPっていう、また違うイニシアチブがあるんですけど。

CDPとは

小倉

これもイギリスにあるNPOがやってるイニシアチブなんですけども、そこの評価をとることが、実は直接RE100をとりにいくよりも早いっていうのが一つ言えるかな、と。

まぁこれ、事例でなんですけども。

長尾

早いっていうのは、RE100いきなり行くんじゃなくて、一旦CDPさんを通過すると言うか、CDPさんに加盟しておけば認知されやすくて通りやすい、みたいな。そんなことなんですかね?

小倉

そうですね。CDPっていうのは非常にしっかりとした枠組みになっていて、どういうテンプレートに何を書かなきゃダメだっていうのが、すごく事細かに決まってるんですね。

その基準をクリアしてるっていうことが、RE100の加盟を認める団体から見たときに、「CDPとってるんだったら大丈夫」とか、CDPでデータも一緒に使ったりするんで、それでRE100の認証をする側から見たときの印象が一気に上がるっていうのがありますね。

長尾

そういうことなんですね。

CDPを「日本代表」っていう表現されたと思うんですけど、日本代表もかなりスポーツの世界でもハードル高いじゃないですか。野球にしろサッカーにしろ。

我々がサッカーで日本代表になろうと思ってもなかなか難しいと思うんですけど。

小倉

そうですね。なれませんでしたね(笑)。

長尾

(笑)。そう考えると、日本代表を目指すのも相当困難があると思うんですけど、その辺ちょっと詳しくお伺いできますか?

小倉

分かりやすい流れでいくとですね、まず自分らがどれだけの排出ガスという、まぁ、環境負荷のあるものを出してるかっていうのを、まず数字化しましょうっていうのがメインであります。

それにプラスして、もっと実は重要なのがガバナンス。環境に対して自社でこういう取り組みを、しっかりガバナンス効かせてやってますって言えるのが非常に重要になります。

環境への取り組みが見られる

小倉

取締役、代表取締役含めて、定期的に環境、自社の環境に対しての取り組みのレビューをしてるかとか、そういうのも大事だという。

だから、定性的なところも実は非常に重要視されていて、例えばRE100、要は「再生エネルギーだけ使ってます」っていうのは、簡単に言えば、買ってしまえばできちゃうわけですよね。

数字なことは。でも、それ以外のところですよね。

長尾

全然行動が伴ってないみたいなことだったりとかですね。

小倉

そうです、そうです。だからやっぱりそこは、サステナブルなんだと思います。

長尾

っていうことは、まずやるべきは、現在地、自社が今どういう状況なのかっていう現在地を見える化して、CDPの基準値ってあると思うのでそことの差分を分析して。

「じゃぁ、この差分を埋めるためには何をしなきゃいけないのか」っていうアクションプランを立てていくみたいな、そんな感じですかね?

小倉

実際そうですね。

長尾

なるほど、なるほど。

小倉

CDPも直近の例でいくと、取得までに、最初動いてから1年ぐらいはかかりましたからね。動き始めからは。

まぁ、日本代表になるのに1年って考えたら簡単かもしれませんけど、企業活動で1つの認証をとるのに、1年かかるっていったら相当だと思うんですよね。

長尾

結構な労力ですよね。

小倉

はい。それも、上場会社様でそれなので、相当な労力はかかりますね。

長尾

それやっぱり、企業さんによって違うわけですよね?基準に対して差分がどれくらいあるかで。

小倉

もちろんです、もちろんです。

長尾

差分もそうだし、アクションしてからのスピードとかも違ってますよね。

小倉

それも最終的に評価ってことでA・B・C・Dついちゃうんで。

企業によって難易度が異なる

長尾

そういうことなんですね。これ実際、ちょっと言い方良くないかもしれないけど、落第みたいなことって結構あるんですか?

小倉

落第もあるとは聞いてます。

長尾

そうなんですね。

小倉

CDP取得を専門にやられてる別のコンサル会社さんも、落第する基準を知ってらっしゃるので、そういうところも活用しながら分かりやすく言うと、「ここの質問にはこれ書かないとだめですよ」みたいなところまで、実際あったりするんですよね。

「ここ聞いてますけど、実際ここあんまり大したことないんで、ここは10行書こうが1行書こうが得点一緒です」とか、色々あるんですよ(笑)。だからすごい面白いなと思ってるんですけど。

そこら辺を上手くやりながらしないと、落第もあり得るという。

長尾

本当、色々知ってますね。

小倉

いやいや、嬉しい、一緒にそういう取り組みをさせていただいたっていうのが。

長尾

で、実際こう…。

小倉

そうですね、結果として。

長尾

ですよね。これ言っちゃっていいんですかね?社名は出しませんけど、小倉さんはですね、あるRE100に加盟されてる企業のコンサルを実際されまして、見事その会社さんがRE100にご加盟されたってことで。

RE100に加盟しようと思ってから、CDPさんを通過してRE100まで行くまでを、全てのプロセスを理解されてると、そんな認識でいいですよね?

小倉

そうですね、はい。一緒に伴走させていただいたので。

長尾

もしご覧になってる方々で、今からRE100に加盟をご検討されてる企業の方がいらっしゃいましたらですね、ぜひ、小倉さんにご相談されるとよろしいかと思いますので。

ここにテロップ出てると思いますので、ご連絡していただいて、お問い合わせいただければと思います。本日はありがとうございました。

小倉さんへのお問い合わせ先

小倉

ありがとうございました。

長尾

じゃぁ、皆さん、あと1回ですね、小倉さんにはご出演していただこうと思ってまして、次回もですね、必見の内容になってますので、ぜひですね、チャンネル登録の方よろしくお願いします。

それではまた次回ですね、「脱炭素ならスイッチビズ」でお会いしましょう。今日はありがとうございました。

小倉

ありがとうございました。

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