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FIT再エネ発電所から再生可能エネルギー電力を調達する方法とは

再生可能エネルギー, 脱炭素 再生可能エネルギー

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長尾

山口さん、2回目ということでよろしくお願いします。

山口

よろしくお願いいたします。

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登場人物

長尾

前回のお話しで、再エネ調達方法として、電力会社さんから購入する方法、オンサイトですね、自社の敷地内に設備を設置、これも枝分かれして2つあるっていうようなお話で、3つ目としてはオフサイトっていうことで、敷地外で2通りに枝分かれするっていうお話があったと思うんですけども。

今回は、電力会社さんから調達する方法、こちらをちょっと教えていただきたいんです。まだ、再生可能エネルギーで100%で小売りっていうのがなかなかできなかったりする電力会社さんの方が多いじゃないですか。

その中で、如何様にして電力会社さんから再エネの調達をするか、この部分、結構皆さん気になってると思うんで、お願いします。

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再エネ調達方法は3種類!その中でも「トラッキング付きの非化石証書」に大注目

山口

電力会社もですね、最近は色んな再生可能エネルギーのメニューをですね、出してるんですね。

数年前からありますのが、「水力由来メニュー」っていうのがありまして、これは電力会社が昔から持ってる水力発電所があるんですけど、その水力発電所に由来する電気というのをメニューとして出してたんですね。

水力由来メニューとは

山口

あと、証書を電気に付けて、一緒に組み合わせて提供するっていうことをやってまして、電力会社は。

この証書もですね、実は3種類ありましてね、ちょっとややこしいんですけど(笑)、1つ目が「グリーン電力証書」っていう証書があります。

2つ目がね、「J-クレジット」っていう証書、3つ目が「非化石証書」っていう証書がありまして、この3種類の証書を電気と組み合わせて企業に販売するということをやっているんですけれども。

これからはですね、非化石証書が、多分増えてくると思いますね。しかも、非化石証書の中でも、トラッキング付きの非化石証書っていうのがこれから増えてくると思います。

長尾

「トラッキング付き非化石証書」って、具体的にどういったものになるんですか?

山口

ちょっとややこしいんですけどね、産地証明付きのっていうですね、つまり、企業がですね、ここの再エネ発電所の電気が欲しいというときに、その特定の発電所の産地証明が付いた非化石証書っていう意味なんです。

長尾

スーパーでマグロを買うときの「○○産」みたいな、電気も産地がわかるようになってるっていうことですね。

山口

そうです、そうです。っていうのはね、RE100ってありますよね。どこの発電所の再生可能エネルギーかっていうのを重視しているんですね。だから最近、この「トラッキング付き非化石証書」が欲しいっていうですね、ニーズが増えてきてまして。

RE100が重視していること

長尾

実際にそれを使って電気を購入してる会社さんの事例とかあったら、ちょっとご紹介いただきたいんですけども。

山口

JR東日本さん。これね、JR東日本さんが持ってる秋田の風力発電所の産地証明の付いた電気を、JR東日本さんの秋田の駅に供給してるっていう例がありますね。

JRさんが持ってらっしゃる秋田の、この風力発電所の環境価値っていうのが「トラッキング付き非化石証書」なんですね。

東急不動産だとか、オリックスさんが、それぞれご自分が持ってらっしゃる再エネ発電所に紐づいた非化石証書を、ご自分で購入されるということをやってらっしゃいますね。そういう事例がね、最近出てきました。

長尾

山口さん、おそらくですね、見ている方が今疑問に思ってるのは、JR東日本さんとか、東急不動産さんにおいて、自社の保有している太陽光発電所で発電してる電気の証書というお話があったと思うんですけど。

「太陽光発電所なんで証書なんかいらないんじゃないの?」っていう風に疑問に思ってらっしゃる方いると思うんですけど。

山口

JR東日本さんが持ってる発電所っていうのは、FITで売ってる電気なんですね。固定価格買取制度で売ってる電気なので、FITで売ってる電気っていうのは、環境価値は制度上、国民に帰属するんですね。

FITで売っている電気の環境価値は制度上国民に帰属する

山口

なので、非化石証書を買うことで環境価値を入手できるっていう、そういう制度がありますので、その制度に則って、トラッキング情報が発電所に紐づいた非化石証書を買うことで、はじめて環境価値を企業の方は入手できるっていう、そういう制度の仕組みになっているんですね。

長尾

逆に言うと、今の世の中にたくさんある、FITの適応を受けた太陽光発電所が、FIT期間が終われば、証書なしに売り買いができるようになるっていう、そんな世界も来るっていう。

山口

ただそれちょっと、10年後になっちゃうと思いますね、FITが切れるのは。でもFIT期間中は、そういうトラッキング付きの非化石証書を使って、産地証明書付きの再エネを調達するのが現実的だと思います。

長尾

なるほど、なるほど。山口さん、もう一つ質問なんですけど、トラッキング付き非化石証書ってどうやって入手できるんですか?

山口

基本的に企業は電力会社経由で入手するんですけれども、電力会社はですね、その証書を入手するためにFITの発電事業者さんの同意を貰う必要があるんですね。

発電事業者さんの同意を貰って、はじめてトラッキング付きの非化石証書を市場から電力会社は買うことができると。

それを更にお客様、企業に提供するという、そういう流れになりますので、企業の方は電力会社にお願いすればいいんですけど、電力会社がちょっと色んなことをしないといけないっていう。

発電事業者の同意を経て電力会社が企業へ販売をする

長尾

そういうことなんですね。それって発電事業者さんは対価とかは貰ってるんですか?

山口

最近ね、貰うケースが出てきているようです。

長尾

そうなんですね。そもそも、需要家さんが購入するトラッキング付き証書っておいくらぐらいで買えるんですかね?

山口

それはですね、最低価格が一応制度で決まってまして、kWhあたり1.3円っていうのがですね、最低価格で決まってます。今はね、1.3円にだいたい張り付いてますね、最低価格に。

長尾

そうなんですね。なるほど。っていうことは、発電事業者さんが何か対価を得ると言っても、0.何銭とか、そういう世界っていうことですかね。

山口

だと思います、ええ。

長尾

なるほど。ありがとうございます。今日はこの辺りにしてですね、次回、オンサイトですね、オンサイトでの再エネの調達方法、要は、設備を導入してっていう、これも2通りあるという風に聞いてますので、その辺ちょっと詳しくお伺いできればなという風に思ってます。

それではですね、皆さん、チャンネル登録の方よろしくお願いします。また「脱炭素ならスイッチビズ」でお会いしましょう。

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