電力自由化により、いま「全国規模」で高圧・特別高圧の新電力の比較・切り替えが進んでます!

お問い合わせ 0120390134
受付時間:平日10:00-19:00 (土日祝休)
お問い合わせはこちら

蓄電池・VPPに向けたNTTスマイルエナジーの取組みとは?

脱炭素 蓄電機器

仮想発電所VPPってなに?

長尾

第3話ということで、小鶴社長よろしくお願いします。

小鶴

よろしくお願いいたします。

脱炭素ならスイッチビズ Youtube公式チャンネルはこちら

登場人物

長尾

第3話はですね、VPPに力を入れてるっていうお話していただきたいと思うんですけども。その前に蓄電池の普及にも力を入れてるっていう風にお伺いしてるんですが、その辺りからまずお話しいただいてもいいですか?

小鶴

はい。

脱炭素ならスイッチビズ Youtube公式チャンネルはこちら

NTTスマイルエナジ―が提供する「ちくでんエコめがね」とは

小鶴

ちくでんエコめがね」というですね、サービスをご提供させていただいておるんですけども、私どものサービス開始からですね、10年近くなって参りまして、実際お客様がどういう風な発電をされてるかとか、消費をされてるかとかいったデータがですね、クラウドの方に溜まっております。

ちくでんエコめがねとは

小鶴

それをAIの方にどんどん学習させていきますと、どのタイミングで電気を溜めてですね、どのタイミングで使うのが1番お得なのかとか。例えば豪雨とか台風が来そうな時には、蓄電池に満充電して災害に備えるといったことができます。

そういった機能をですね、搭載しました「ちくでんエコめがね」というのを、2年ぐらい前からリリースをさせていただいております。

どういう発電量になりそうかを予測しましたりですとか、あと、消費の方もそうですね。どれぐらい消費されそうかといったことを過去のデータを基にAIが予測をしまして、それに基づいて最適制御を掛けていくという、そういった形になっております。

長尾

将来的にバーチャルパワープラントをやるために、そのプロセスとして今のような取り組みをされてる?

小鶴

そうですね。再エネをとにかくたくさん入れていく。それから、それをたくさん入れるために蓄電池とかをつないでですね、最適制御を掛けていくと。

バーチャルパワープラントとは

長尾

見ていただいてる視聴者の方はですね、「バーチャルパワープラントって何ぞや?」っていう部分も、ちょっとわからない方も多いかと思いますので、ちょっとそこの部分、小鶴社長、簡単に説明していただいていいですか?

小鶴

こちら、絵がございます。

バーチャルパワープラントとは

小鶴

いわゆるですね、家庭ですとか、こうったとこに蓄電池なんかがどんどん普及してきております。一方でですね、右側の方を見ていただきますと、いわゆる再生可能エネルギーがどんどん入ってきていて。

自然エネルギーってどうしても天候によって発電量が変動したりします。電気の、電力の世界っていうのは、前もお話しましたけれども、需要と供給をですね、バランスをとらなきゃいけないという、そういうのが必要になって参ります。

そこでですね、ここで言う「送配電事業者」って書いてありますけど、送配電事業者の方で電気が余る場合には、市中のですね、色んなエネルギー機器の方に電気を吸収させましたり、逆に電気が余りそうな時には出してもらったりと。

こういったことをすることが、あたかも一つの発電所をコントロールしてるようにも見えるので、それでバーチャルパワープラントというような呼び方がされるということでございます。

この実証事業を5年ほど続けてきておりますけども、大体3,000件ぐらいのですね、お客様にも入っていただいております。

VPP実証事業の成果

小鶴

ここで集まった、いわゆる調整力というものをやり取りする市場とかいうのができてきますので、そういったところで買っていただいて、経済的メリットであったりポイントであったり、それ以外の形であったりとか。

いずれにしても、お客様にですね、少しでも喜んでいただけるような形で還元していけるように検討して参りたいと思ってます。

長尾

なるほど、なるほど。今まで節電っていうと、辛いとかそんなイメージがありましたけど、自動でできるわけですから、お客様にとってすごく楽というか…。

小鶴

そうですね。

長尾

ですよね。意思の力が必要としないっていうことですよね。

小鶴

そうですね、はい。

長尾

小鶴社長、VPP、まだ実証実験の続きがあるっていうことだと思うんですけども。

それ以外にも実証実験中のことがあるという風に聞いておりまして、御社の中長期的なビジョンの続きの話っていうことになると思うんですけども、次回、最終話ってことで、そのあたりまた教えていただいてもよろしいでしょうか?

小鶴

はい。ぜひよろしくお願いいたします。

長尾

はい、お願いします。次回、最終話、NTTスマイルエナジーさんは将来どんな未来を描いて、脱炭素化社会に貢献されていくのかっていう部分をお話しいただきたいと思ってますので、ぜひぜひチャンネル登録の方よろしくお願いします。

それでは「脱炭素ならスイッチビズ」でまたお会いしましょう。

脱炭素ならスイッチビズ Youtube公式チャンネルはこちら

この記事の執筆・監修者

佐伯 淳二

佐伯 淳二株式会社グッドフェローズ 代表取締役副社長|太陽光発電専門家

富山県出身。海外でMBAを取得後、2009年、株式会社グッドフェローズに参画。
情報メディア「タイナビ」シリーズを立ち上げ、自ら記事執筆者として、家庭用太陽光から産業用、蓄電池、発電所売買まで幅広くカバー。
結果、国内再エネ設備72万件の約11%を非住宅用「タイナビ」会員が占めるなど、原発10基相当分の再エネ化へ寄与。
BSテレ東「日経プラス」出演を筆頭に、共同通信社や大手マスメディアの取材多数。
現在、自社メディア会員数14万人を突破。NTTスマイルエナジー社「産業用エコめがね販売実績No.1」7年連続受賞。

ピックアップ