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脱炭素とBCP対策でコスト削減!NTTスマイルエナジーの考える自家消費とは

脱炭素

NTTスマイルエナジーの自家消費とは?

長尾

はい、小鶴社長 第二話ということでよろしくお願いします。

小鶴

よろしくお願いいたします。

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登場人物

長尾

前回ですね、エコめがねの拡販だけじゃなくて、最近ではPPAとか自家消費、これもご提案されてるってお話しがあったと思うんですね。

今って、自家消費が相当注目されているという風に私も感じてるんですけども、なぜ自家消費に注目されてるかっていう部分から、まず解説いただいてもよろしいですか?

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自家消費が注目されている理由を専門家が解説

小鶴

はい。一つはですね、やはり買う電気よりも自分で作って使う方が安いという、そういう時代になったっていうのがあるかと思います。

太陽光発電システム自体がですね、今はかなり安くなってきてるというところがございまして、自分で発電システムを付けて使う方が、経済的にお得であるという。

これが「グリッドパリティ」とか言われるんですけど、そういう状態にもうなっているということだと思います。

グッドバリティとは

小鶴

早いケースですと5~6年ぐらいで投資回収してですね、その後は、ある意味無料でその電気は使えるというような、そんな形になりますので、初期投資の資金だけ準備できればですね、付けるに越したことがないという、今はそういう状態になってるので、自家消費がどんどん増えてるんだと思います。

あとですね、脱炭素の流れが大きいかと思います。菅総理の「カーボンニュートラル宣言」ですね。こちらで、企業の脱炭素に対するニーズっていうのは非常に高まってるのを私どもも感じておりますし、元々ですね、「ESG経営」っていうことで、世界的なそういう流れもあると思います。

ESG経営とは

小鶴

それから、いわゆる「BCP対策」っていうのもあるんですけども、「優遇税制」ですとかですね、あと「補助制度」、こういったものが国の方とかですね、自治体さんの方からも出てるというのも後押しになってるんではないかと思ってます。弊社でも、大変お問い合わせが増えているという状況でございます。

長尾

やっぱりあれですよね、社会的な課題解決だけだとなかなか普及しないのが、そこに経済性も相まって、今どんどん加速化してるっていうことだと思うんですけども。

前回ですね、実は四つ葉電力さんにご出演いただいた時に、自家消費で10円を切ることもあると、利用単価ですね、10円切ることもあるっていう風に聞いて、私自身すごくびっくりしたんですけども、実際そういったケースもあり得るんですか?

小鶴

そうですね。初期費用はすごくマイナスになってきてるということと、売電をするということですと、売電期間が20年とかいう形になりますけども。

自分で使うとなればですね、それが25年、30年と、太陽光自体が発電できたりしますので、そうすると、その間の全体の発電電力をお金に換算するとですね、10円を切ってくるというようなことも十分あり得ると思います。

長尾

なるほど、長く使えば使うほど単価が下がっていくっていうことですよね。

長く使うほど単価が下がる

小鶴

そういうことですよね。

長尾

なるほど。

魅力的な自家消費!NTTスマイルエナジ―が提供するサービス

長尾

それともう一つですね、すごく「自家消費いいな」と思うのが年末年始でLNGの高騰で仕入れが20倍ぐらいになって、需要家さんの買電単価も上がった法人もあったっていうような話があったじゃないですか。

自家消費だと、燃料の仕入れ単価、これ、値動きはやっぱり輸入なんであると思うんですけども、そういうのに左右されずに自家消費でできるので、それってやっぱり事業活動する上で予見性があっていいことなんだなという風に思うんですけども。

小鶴

そうですね。まさにそういう外部環境によらずに、何にも依存されずに使えますので、言い換えると価格を固定化できると言いますかですね、そういうことができますので、企業運営上もですね、非常にメリットがあるんじゃないかとも思います。

長尾

その中で、NTTスマイルエナジーさんが提供される自家消費、PPA、この辺りもちょっと教えていただいてもいいですか?

小鶴

はい。大きくですね、2つございまして、1つが自家消費用のエコめがねというのをご提供させていただいておりまして、自家消費が増えてきている中でですね、どれだけ自分で使ったかっていう計測、実はできなかったりするんですね。

自家消費率を計測し確認する

小鶴

この辺をきちんと計測をして、自社でもご確認いただいたりですとか、遠隔監視をしたりするのももちろんなんですけど。

あと1個ですね、逆潮流防止ということでオムロンさんが出されてます、パワーコンデショナーっていう機器がありますと、いわゆる自分が使っている消費電力に合わせて、太陽光の発電も追従させてですね、全て自分で無駄なく使い切れる

これができるパワーコンディショナなんかもありまして、一緒にご提供させていただいたりしております。

それから、もう一つがですね、まさにPPAモデルでございますけども、設置するための条件とかはございますけれども、私どもがですね、太陽光発電システムの初期費用をですね、負担して設置をしまして、電力を使った分だけご請求させていただくような、そんなサービスなんかもご提供しております。

併せて、実は蓄電池をですね、セットでご提供するモデルもございますので、雨の日ですとか、夜とかですね、そういった時でも、いわゆるBCP対策、企業活動の継続にもご活用いただけるということになっております。

長尾

実際の導入事例なんかもちょっとご紹介いただいてもいいですか?

法人向けPPAモデル事例

小鶴

はい。導入事例ですね、ここにいくつか載っておりますけども、スーパーでございましたりですとか、印刷工業ですね。それから介護施設ですとか、自動車販売店ですね。それから保険会社とか、こういったところで導入が進んできております。

自家消費はですね、24時間365日、やっぱり電気を使う方はですね、より効果が出ますので、そういう意味じゃこの介護施設さんですとか、非常に親和性が高いというような事例になっているかと思います。

PPAを導入する需要家のニーズは時代と共にBCP対策へ

長尾

ちょっとお伺いしたいのが、PPAを導入される需要家様って、どんなニーズの人が多いんですか?

小鶴

太陽光を入れてですね、コストが少し安くなるというのも、もちろんあるんですけど、一つは脱炭素につながる、やっぱりCO2削減にしたいというところ。それからもう一つはBCPですね。

介護施設さんのニーズで「BCP対策&コスト削減」とか。やっぱり地震が起きた時にですね、停電したりして真っ暗になった時に、ライト1つが点いているだけでもすごい心強いという、そんな声なんかも聞いたりしておりまして。

そういう意味でもですね、このBCP対策、非常にニーズが強いなという風には思ったりしております。

長尾

結構意外ですね。コスト削減に興味があるっていうよりは、どちらかというとBCPが入り口の方が多いっていうようなことですよね。

小鶴

そうですね。保険会社さんなんかですね、BCPに加えてCO2削減、脱炭素と書かれてますけれども。

まさにですね、ESG経営を自らなされなければいけないという中において、お話しを進めていってる中ではですね、逆に言うと、電気代がある意味上がっても、CO2削減とかBCPになるんだったら良い、みたいなお声なんかも最近は頂くようになってきてます。

長尾

なるほど、なるほど。すごく理想的というか、まだやっぱり、私のイメージだとコストがありきみたいなことがあったんですけど、だんだん世の中のニーズというか、そこら辺も変化していくのを感じますよね。

小鶴

そうですね、はい。変わってきていると思います、本当に。

自家消費のシミュレーションがかんたん手軽にできる「自家消費シミュレーター」

長尾

もう1個質問させていただきたいんですけども、需要家さんによって電気の使い方って全然違うじゃないですか。

例えば土日休みだったりとか、あと、昼間よく使うけど夜はあんまり使わないとか、色んな使い方があると思うんですけども、そうするとなかなか自家消費のシミュレーションって結構難しいっていう話も聞いたことあるんですけども。

小鶴

おっしゃる通りでございまして、FIT制度で全量を売電するとかですね、そういったものだと、ある意味計算がしやすいですね。どれぐらいの売電額になるのかとかは、わかりやすいんですけども。

自家消費となりますと、どれぐらい電気代が減るのかとか、CO2が減るのかっていうのは、やっぱり非常に難しくてですね、なかなかお客様にお伝えしづらいとった声も聞いておりました。

なので、弊社の方ではですね、「自家消費シミュレーター」というのを自社で作りましてですね、非常に簡単な入力で太陽光発電の容量ですとか、それから導入効果ですね。

自家消費シミュレーター

小鶴

そういったものも出して、お客様にご提案していただくような、そんな仕組みなんかも作ってますので、ぜひよろしければご利用いただければと思います。

長尾

自家消費でもエコめがねっていうとこですよね、はい(笑)。

小鶴

少しでもお役に立てればということで(笑)。

長尾

続きは次回ということで、次回はですね、御社の方でVPP、バーチャルパワープラントの取り組みをされてるとお伺いしてるんですけども、御社の中長期的なビジョンにもつながるお話しかなと思いますので、第3話でお聞かせいただいてよろしいでしょうか?

小鶴

はい、ぜひよろしくお願いいたします。

長尾

第3話ではですね、NTTスマイルエナジーさんのVPPの取り組みに関してお話しいただければと思ってます。それではまた、「脱炭素ならスイッチビズ」でお会いしましょう。

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