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業務用エアコンの電気代をお得にする4つの方法

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業務用エアコン

業務用エアコンは、消費電力が大きいため電気代も高くなります。業務用エアコンの電気代を抑える方法や、どれくらいの電気代がかかるのかについてご紹介します。

業務用エアコンの電気代節約術をご紹介!

業務用エアコン

業務用エアコンの電気代を節約するには、どのような方法があるのでしょうか。詳しく説明していきます。

1.基本はフィルターの掃除と温度設定で節電!

業務用エアコンにかかる電気代を節約するには、定期的な清掃とメンテナンス、そして適切な温度設定が欠かせません。エアコンのフィルタにはホコリが溜まりやすく、ホコリが邪魔して吸気するのにエネルギーを多く使用することになります。

当然、通気性が良い方が余計なパワーがかからず電気代も低くなりますので、フィルタの掃除は必須と言えます。

また、温度設定がなるべく外気温と近い方が電気代は安くなります。例えば、冷房の場合では1度上げる事で消費電力を10%抑えられるといわれているほどです。

ガンガンに冷やしてしまうと電力の消耗が激しいだけでなく健康にもあまり良くありませんので、業務に支障がでない程度の温度設定をおこないたいものです。冬場では22℃〜23度、夏場では26度〜27度に設定する事で、コンプレッサーの運転時間を抑える事が可能です。

温度設定を1度調節することで5〜10%の電気代を抑えることも可能です

2.最新機種のエアコンを選んで省エネ!

電気代を抑えるのであれば、最新機種のエアコンを設置するのが一番です。新しい機種ほど省エネ効果は高いと言われています。特に、稼働時間が長い業務用エアコンでは、古い機種ほど電気代の差がはっきりと出ます。

例えば、5馬力の業務用エアコンを比べてみると、10年前は年間の電気代は7万円を超す事がほとんどでしたが、今では4万円以下になっています。半分近く電気代が下がっているものがほとんどですから、これは大きな差です。

新機種は導入費用が高くなってしまいますが、ランニングコストからみても早期に回収できる可能性が高くなっているので、買い換えたほうがお得です。

ちなみに、一般的な業務用エアコンでは、1.5馬力〜3馬力が主流です。年間の平均電気代は、4万円前後です。OA機器を多く使う場合では、そこから発する熱を考えて、少し大きめのエアコンを使用しているケースも見られます。

3.自動運転でエアコンのコンプレッサーの電気代を節約!

エアコンは、圧縮機(コンプレッサー)とファンを回転駆動させることで電力を消費します。

エアコンの風量は自動設定にして、室温が設定値に近づいたら微風運転に切り替わるようにすると、コンプレッサーの運転時間が短くなり消費電力が低減します。

室内の温度や湿度に合わせて自動的に調整されるので、使用する電力も極力低い数値となります。室温が設定温度になると、コンプレッサーは運転を停止して送風運転に変わり、消費電力がぐっと抑えられるのです。

コンプレッサーが動いている場合は13円ほどの電気代がかかりますが、送風運転時は1円以下と大きな差があります。極端な話では、24時間エアコンを稼働させたとしても、室温が設定温度とまったく変わらなければコンプレッサーは動かず、電気代は安いままの状態です。

4.室外機の適切な設置で熱交換の効率を向上させて節電!

外に設置されているエアコンの室外機は、冷房運転の際には高温排気を、暖房運転時は冷気を放出します。すぐ目の前にフェンスや壁などがあると、排気した風が跳ね返って再び吸い込んでしまい、エアコンの熱交換能力が低下してしまいます。

それを避けるためにもできるだけ排気と給気が近づかないようにし、2台以上ある場合は対面に向かい合わないように配置しましょう。

また、エアコンの室外機は熱交換を行っている為、日光で室外機が必要以上に暖められてしまうと、熱交換の効率が低下して無駄に電力を消費することになります。室外機への直射日光を遮る屋根などを設置したり、日が当たらない場所に室外機を設置するのがいいでしょう。

30度を超す猛暑日などは、40度近い高温状態になり熱交換に支障がでる場合もありますので、室外機に放水して冷却させるのも一つの方法です。熱交換率が10〜15%ほど上がり、消費電力も減らすことができます。ただし、フィンに水垢がついたりサビを作る原因になることもあるので注意が必要です。

業務用エアコンの電気代を計算してみた!

電気代の計算

実際にどれくらい電気代がかかるのか知りたい方も多いでしょう。業務用エアコンは、家庭用エアコンと単位が異なります。家庭用では「○畳用○kw」と表示しますが、業務用エアコンでは坪数や馬力数で表示されます。

例えば、家庭用の「6畳用 2.2kW」は業務用では「0.8馬力」、家庭用「8畳用 2.5kW」は家庭用では「0.9馬力」となります。さらに詳しく挙げると、「5.0kW=2馬力」「8.0kW=3馬力」「14.0kW=5馬力」となります。

業務用エアコンの電気代の計算式

業務用エアコンの電気代の計算式は、馬力数と使用時間、電気料金をかけて算出します。例えば、3馬力のエアコンを2台、7時間運転させたとして、電気代は1KwHにつき16円で計算したとします。

計算式は「8.0kW×2×7×16=1,792円」となります。

ここで出た数字はフル運転時の数値であり、電気の基本料金は加算されていません。実際には外気温や人の動きなどでエアコンの運転状況は変わってきますので、もっと安い金額になるでしょう。

業務用エアコンの電気料金は使用状況によって左右される

業務用エアコンを利用する場合に使える電気は、単相200V電源と3相200Vです。

使用状況によって電気代が変わってくるのですが、単相200Vでの電気代は1kwh25円程で、3相200Vの電気代は1kwh17円程と、後者の方が少し価格が安くなります。

ただ、電気料金は各電力会社が設定するので微妙に異なりますし、時期による電力料金単価の変動、契約電力に応じた基本料金などによっても一律で計算出来ません。

また、エアコンは、稼働し始めが一番電力を消費します。最初の1時間とその後の1時間を比べると、明らかに前者の方が電気代が高くなっています。設定温度に近くなると電気代も安くなるので、点けっぱなしの方が電気代はかかりません。逆に、スイッチを入れたり切ったりすると無駄に電気代がかかる事になるのです。

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今回は業務用エアコンの電気代についてご説明しました。業務用エアコンにかかる電気代は、エアコンの規模や職場の環境、契約している電気料金プランによって一概にいうことはできません。

職場に適したプラン、そして運転モードや温度設定、室外機への負担を減らした配置などを心がける事で、電気代を抑える事が可能となります。

電気代の削減を考えるなら、電気料金プランも見直しておきましょう

エアコンの電気代削減するなら、こうした工夫も大切ですが、電気料金プラン自体の見直しも必要です。電力会社やプランの変更で大幅に電気代を削減できるケースも多いのです。
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