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空調コントールで電気代を削減する4つの方法

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空調コントロールをする男性

資源エネルギー庁の調査結果では、真夏や真冬における一般企業の電気代の半分以上はエアコンによるものだということです。

しかし、上手に空調コントロールをすれば30%程度の電気代を削減することも可能です。空調コントロールは、次の4つの方法で行えます。

  • 頻繁に電源ON-OFFをしない
  • エアコンの設定温度を適正温度にする
  • 風量調整を自動運転にする
  • エアコンのメンテンスを行う

これら4つのポイントを抑えていれば、効果的な電気代の節約が可能です。空調コントロールをしっかり行い、効果的な節電に取り組みましょう。

1.頻繁にエアコンの電源ON-OFFをしない

エアコンの電源

電気代が勿体ないからと言って、頻繁にエアコンの電源のON-OFFをしていませんか?エアコンは、電源を入れた時に最も電力消費量が多くなります。そのため、頻繁に電源のON-OFFを繰り返すことにより電気代が高くなってしまうのです。

⇒業務用エアコンの電気代はいくら?

最初の1時間は通常時の倍以上の電気代を消費する

エアコンの電源を入れて最初の1時間は、最も電気代が高くなります。

2.5馬力のエアコンで単相200V電源を使用している場合、冷房25度に設定すると、最初の1時間に概ね26円程度の電気代がかかります。その後は、外気温との差により違いが出ますが、概ね1時間あたり10円前後の電気代になります。起動直後の1時間は通常時の倍以上電気代が高いと言えます。

例えば8時間連続運転をした場合、26円+70円(※1時間あたり10円で計算)で96円の電気代となります。

最初を除き、2回電源をON-OFFした場合には、78円+50円で128円の電気代になります。エアコン1台につき、1日で32円ほどの差が出てきます。1ヶ月30日として、3ヶ月間使用したとすると2,880円の節約になることがわかります。

ただし、機種や外気温により差が生じますのでご注意ください。

短時間の外出なら電源は切らない

ちょっとした外出で30分程度オフィスを離れる場合は、エアコンの電源は切らずに稼働しておくことをオススメします。「誰もいないのにエアコンを付けておくのは勿体無い」と感じるかもしれませんが、短時間でしたら電源を切る方が電気代が高くなります。

逆に数時間外出する場合には一度電源を切っておくようにしましょう。

2.エアコンの設定温度を適正温度にする

エアコンの温度設定

夏場の猛暑で耐えられないからと言って、20度前後の設定温度にしていませんか?確かに涼しくて快適に過ごすことが出来るかもしれませんが、それでは電気代が高額になることはもちろん、健康まで害してしまう可能性があります。一度設定温度を見直してみてください。

冷房の適正温度は何度?

冷房の場合、環境省は28度を目安に設定することを推奨しています。個人差はありますが、28度でも十分快適に過ごせる方も多いです。

エアコンは、温度設定を1℃上げることにより消費電力を10%ほど抑えられると言われています。2.5馬力で単相200Vのケースでは、冷房20度に設定すると、最初の1時間の電気代はおよそ47.3円です。一方、冷房25度に設定した場合は、26.3円です。

最初の1時間では、温度設定が5度違うと電気代に21円の差がでます。ただ、機種や外気温によって差が出ますのでご参考程度に考えておきましょう。

1日9時間の使用で、エアコン1台につき1日で100円以上の電気代を節約することも可能です。その前提で計算すると、1ヶ月で3,000円、1年で36,000円の電気代削減になるでしょう。2台設置している場合は72,000円の電気代削減になります。

もし28度設定で暑く感じる場合、エアコンと併用して扇風機を回しましょう。室内全体が涼しくなり、また身体へ直接冷たい風が当たることから、体感温度がかなり低くなります。

暖房の適正温度は何度?

暖房の場合、環境省は20度を目安に設定することを推奨しています。

20度に設定すると少々肌寒く感じるかもしれませんが、節約効果は上記の通り大きく、また外気温との差が少なくなるため健康にも良いです。寒さが残る場合には、少し厚手の服を着用する、ブランケットをかけるなどの対策をしましょう。

3.エアコンの風量調整を自動運転にする

エアコンの室外機

今日本で販売しているエアコンには、必ず自動運転機能が付いていますので、エアコン使用時には基本的に自動運転設定にしておきましょう。エアコンの風量は、弱ければ弱いほど電気代が安くなり、逆に強ければ当然高くなります。そのため、常に適切な風量に調整してくれる自動運転がオススメなのです。

エアコンの風量は「弱」よりも「自動運転」の方が節約になる!

風量を「弱」に設定していると、一見最も電気代が安くなるように感じますが、実際には自動運転の方が節約になります

エアコンの自動運転機能は、私達が予め設定した温度に自動でコントロールされるようになっています。設定温度に到達後は、その温度を維持するために必要に応じて強風・微風運転に切り替えてくれるため、最も効率が良い運転機能なのです。

しかし、「弱」運転のままにしておくと、設定温度になったとしても常にエアコンが動いている状態なので、逆に電気代がかかってしまいます。

自動運転の場合、最初の段階では「弱」以上に強い風量となりますが、設定温度に到達した後は「弱」以上に電力消費量を抑えることが出来るのです。よって、「弱」よりも「自動運転」の方が電気代の節約になります。

エアコンのメンテンスで電気代を削減する

エアコンのメンテナンス

空調コントロールとは少々異なりますが、エアコンをきちんとメンテナンスすることにより、電気代を節約することが出来ます。エアコンのメンテナンスと言っても、内部の配線や機器を調整するという訳ではなく、私達個人でも簡単に出来るメンテナンスで効果が出ます。

フィルターの清掃をする

長くエアコンを使用していると、徐々にフィルターにホコリが付着し始め、エアコンの効率が悪くなってしまいます。フィルターが汚れている状態で使用を続けることで、設定温度の維持が出来なくなることもあります。

そもそもエアコンは、室内の空気を外へ排出しながら運転しているため、フィルターが汚れていると上手に排出することが出来なくなってしまいます。このことから、空気を効率よく循環させるためには定期的なフィルター清掃が必須です。

これにより、電気代を15〜20%程度削減できるケースもあります。フィルター清掃はとても簡単に出来る電気代削減方法なので、ぜひ定期的にフィルター清掃をしましょう。

室外機の清掃をする

普段殆ど忘れられがちな室外機ですが、こちらもエアコンのフィルターと同様に、定期的な清掃が必要です。吸い込み部分に付着した汚れをそのまま放置していると電力消費量が大きくなってしまいますのでご注意ください。

室外機の清掃をする際には、固く絞った雑巾やブラシなどを利用して室外機全体の汚れを落としましょう。また故障の原因になりますので、室外機の周辺に落ちているゴミや落ち葉などを綺麗にしておくことも大切です。

今回は、電気代の削減に効果的な空調コントロールの方法についてご紹介ました。どの方法も、すぐにでも実践できる方法です。ぜひ試してオフィスのコスト削減につなげましょう。

空調コントロールで節電できたら電力プランも切り替えてもっと節約しましょう!

今すぐ実践可能な空調コントロールで、電気代を削減しましょう。空調設備はオフィスの電気代の大部分を占めるため、節約することで経費削減が可能です。
それに加えて、電気料金プランも最適なものなら、より電気代削減に効果的です。電力自由化により、企業向けの高圧料金プランにも新電力のお得なプランが出てきています。
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