電力自由化により、いま「全国規模」で高圧・特別高圧の新電力の比較・切り替えが進んでます!

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電力自由化とは? 電力会社と料金プランを選ぶには

電気代 [特高・高圧]電気料金プラン高圧電力
電力自由化とは

電力自由化により、従来の大手電力会社からだけでなく、新たに電気の小売事業に参入した会社(いわゆる新電力)からも電気を購入できるようになりました。

新電力の特徴は、大手電力会社にはないような多様なプランを提供していることです。高圧や特別高圧で契約している法人も、電力会社を切り替えることで電気料金を安くできる可能性があります。

今回は、電力自由化で何が変わったのか、新電力に切り替えることでどんなメリットがあるのか解説します。電気料金削減を考える上での、参考にしていただければ幸いです。

電力自由化で何が変わった?

電力の小売事業は2016年4月までに全面自由化され、特別高圧・高圧・低圧のすべての契約者が電力会社を選べるようになっています。電力自由化以前、電力の販売事業は東京電力や関西電力など、地域の電力会社に独占されており、消費者には電気の購入先を選ぶ権利はありませんでした。

電力自由化で、さまざまな業種から電気の小売事業に参入できるようになりました。こうした新電力と呼ばれる事業者が増加し、消費者の選択肢も大きく広がっています。2019年8月時点で、すでに600以上の事業者が小売電気事業者として登録済みです。

再生可能エネルギーを電源とした電気を買いたい、電気代を安くしたい、といった消費者の多様なニーズに合わせたプランを打ち出す電力会社も増えています。

新電力にはどんな会社がある?料金は安くなる?

先ほども少し本文で触れましたが、電力自由化後、新たに小売電気事業者として登録された事業者を新電力と呼んでいます。ここでは、主な新電力会社やサービスの特徴について解説します。

小売電気事業者の業種はさまざま

すでに、さまざまな業種の企業が小売電気事業に参入しています。ここでは、主な法人向け新電力会社をまとめました。

業種主な新電力会社
PPS事業者エネット、テプコカスタマーサービス、F-Powerなど
ガス会社東邦ガス、静岡ガス&パワーなど
石油・エネルギー関連昭和シェル石油、出光グリーンパワー、JXTGエネルギーなど
通信事業者/th>

NTTファシリティーズ、楽天モバイルなど
その他パナソニック、東日本旅客鉄道、丸紅新電力など

事業者によってサービス内容が異なる

電力会社のサービスや料金プランは、会社によっても大きく異なります。ここでは、具体的にどのようなサービスがあるのか、タイプ別に分類してみました。

・電気料金が割安になるプラン

電気を多く使う時間帯によって選べる料金プランなど、電気の使用状況で電気料金がお得になるプランを選べます。

・セット割りがお得なプラン

電気とガス、電気と通信サービスなどのようにセットで利用すればお得になる「セット割」が適用されるプランもあります。

・再生可能エネルギーを利用できるプラン

太陽光、風力、水力、地熱など再生可能エネルギー中心で発電した電力を購入できるプランもあります。

・好きなエリアの電力会社から電気を買えるプラン

地元の電力会社から電気を購入して電気の地産地消をすることができます。逆に、エリア外の電力会社から電気を買うことも可能です。

数あるサービスの中から、自社に合ったお得なサービスを見つけましょう。

電力会社切り替えに不安?電力供給の仕組みと対策

疑問と対策

電力会社を切り替えると「電力供給が不安定になるのではないか」と心配する方もいるかもしれません。そこで、ここでは、そのような不安の解消を図るべく、電力供給の仕組みについて解説します。

新電力に切り替えると停電が多くなる?

まず、新電力に切り替えたからといって、停電が多くなるということはありません。新電力に切り替えても、電力の供給や電気の質が変わることはないからです。

電力供給は、発電、送配電、小売の3つの部門があり、新電力会社はこのうち発電・小売事業のみを行っています。一方、送配電については、電力の供給を安定的に行うために許可制で、従来と同じように制限されます。そのため、新電力に切り替えても、電力供給に問題が起きるような事態にはなりません。

新電力が倒産したら電力の供給がストップする?

新電力が倒産したからといって、電力の供給がストップするようなこともありません。最終保障供給により、消費者が守られる仕組みになっています。

一方、新電力の会社が倒産して電力の供給ができなくなっても、地域の電力会社に切り替わるため、普段通り電気を使い続けることができるのです。

ただし、電力供給は保障されるものの、料金に特典はつきません。したがって、新たな電力会社と契約するまでは電気料金が割高になる可能性があります。

新電力切り替えの流れ

電力会社の切り替えは、見積りから契約まで1~2カ月程度かかります。ここでは、新電力切り替えへの流れ及び切り替え時に知っておきたい注意点について解説します。

電力会社の切り替え期間は1~2カ月が目安

以下、新電力切り替えの流れを簡単に紹介します。

・見積り

まず、電力へ見積りの申し込みをします。その際、1年程度の電気料金明細書があると、より正確な見積りをとることができます。

・契約申し込み

電力会社が決まったら、契約の申し込みをします。

・スマートメーターへの交換

契約後、スマートメーターへの交換を行います。交換費用は無料です(※スマートメーターとは電力会社が遠隔で電気使用量を把握するための機器です。すでに切り替わっている場合は改めて設置し直す必要はありません

新電力切り替えの注意点

注意点

新電力切り替えの際、知っておきたい注意点を3つ紹介します。

・解約手続きについて

地域の電力会社から新電力会社へ切り替える場合は、もともと契約していた電力会社の解約手続きは必要ありません。これは、スイッチング支援システムにより、契約者情報が各電力会社で共有されているためです。このシステムによって、電力会社の切り替えがスムーズに行えるようになりました。

・スマートメーターについて

スマートメーターの工事の際には、停電する場合があります。設置工事の日程は慎重に検討しましょう。
なお、スマートメーターの切り替えは2024年までに順次行われることになっています。また、すでに交換が終わっている場合については、再度の工事は不要です。

・違約金について

電力会社によっては解約時に違約金が発生する場合もあります。切り替え前に、違約金の有無について確認しておきましょう。

電力自由化で電気料金をもっと安く!料金の比較は一括見積りで

新電力の登場により、消費者は自由に電気の購入先を選べるようになりました。しかし、電力会社によってプランやサービス内容は異なりますし、数もたくさんあります。電力会社の切り替えをするのであれば、各社のサービス内容や料金を比較・検討が欠かせません。

スイッチビズでは、新電力会社の一括見積りが無料。優良な新電力会社の中から、自社に最適なプランを選べます。複数の会社のプランを短時間で比較検討できますので、忙しいビジネスパーソンにもおすすめです。

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