水銀灯禁止

水銀灯が2020年から製造禁止となり、今後はほかの照明器具への入れ替えが迫られています。新しく導入するなら、省エネやコスト面で優れているLEDがおすすめです。LEDは初期費用がネックになると悩む事業者も多いのですが、蛍光灯は代替にはなりません。

この記事では、水銀灯をLEDに変えるべき理由や、設備を刷新する初期費用の問題を解決する3つの方法を紹介します。

なぜ水銀灯からLEDに切り替える必要があるのか

この項では、なぜ水銀灯が製造禁止になるのか、またLEDではなく蛍光灯への切り替えという選択肢はダメなのかなどについて解説します。

水銀灯が製造禁止となる理由

水銀灯切り替え

水銀は公害病を引き起こす有害な物質で、世界各国で規制が進められています。

2013年には「水銀に関する水俣条約」が締結され、規制値以上の水銀を使った製品は2020年以降に製造や輸出入が禁止されることになりました。

規制値を下回る蛍光灯の製造や輸出入は対象外ですし、2020年以降も水銀灯の使用自体は禁止されていません。ただ、将来的に製品を入手できなくなるので、早い段階で水銀灯以外の製品への切り替えが必要です。

蛍光灯への切り替えはダメなのか?

水銀灯の代わりにと、蛍光灯への切り替えも考えられるでしょう。しかし、蛍光灯は省エネ効果が低く、メーカーが自主的に生産終了を始めています。

水銀灯の切り替え先は、LEDが最適といえるでしょう。

省エネ&長寿命!水銀灯からLEDに替えるメリット

LED照明

LEDには水銀灯に比べて省エネ、長寿命などのメリットがあります。水銀灯とLEDの特徴の比較は下記表になります。

水銀灯LED
消費電力400W100~130W
光源寿命3000~1万2000時間4万~6万時間
見え方自然光とは異なる自然光に近い
点灯点灯まで5~10分程度瞬時に点灯
発熱300~400度80~90度
害虫集まる集まりにくい
水銀含有率30%程度含有なし

LEDは、水銀灯に比較すると消費電力が30%程度であったり、寿命も水銀灯の約5倍です。また、発熱を抑えられるため、空調にかかる電気代を節約する効果も期待できます。ですので長期的には、LEDのほうがコストの削減が可能です。 

電気代節約と補助金を活用!LEDの初期費用を補う方法

LEDへの切り替えは、工事費や電球の購入費などの初期費用がネックとなります。しかし、電気代の削減額や補助金の活用で初期費用を補うことも可能です。

LEDの省エネ効果で電気代が200万円も安くなる

水銀灯からLEDへ切り替えることで、消費電力をこれまでの30%程度まで抑えることができます。電気を1日5万W、8時間使用した場合に、どれくらい電気代が安くなるか計算してみました。(1kWhあたり20円とした場合)

水銀灯:5万W×8時間÷1000×20円=8000円(1日)
LED:1万5000W×8時間÷1000×20円=2400円(1日)

1日あたり5600円、1カ月で16万8000円、1年で201万6000円の電気代が節約できることがわかりました。LEDの初期費用を回収するためにも、電力コストの運用から見直してみてはいかがでしょうか。

LED関連の補助金を活用する

LED関連の補助金としては、地方自治体が行っている補助金制度があります。

そのほかに、地元の商工会や非営利団体などが行っている補助金制度がありますが、申請時期や地方によって実施している補助金制度が異なるため確認が必要です。

たとえば東京都品川区では「事業所用LED照明設置助成(令和元年度)」で、品川区内に事業所を有する中小企業者・社団法人・社会福祉法人・個人事業主などを対象とする補助金制度があります。

設置費用の合計が10万円(税抜)以上であることが条件で、設置費用の10%、上限30万円まで補助されます。(2019年5月時点)

電力会社の乗り換えで電気代を削減する

電力会社の切り替えによって、電気代を大幅に削減できる可能性があります。
実際に以下のような事例がありましたので、参考にしてください。

【オフィスビル】

契約電力91kW、年間使用電力13万2504kWh
新電力への切り替えで年間75万円の電気代削減

【工場】

契約電力2000kW、年間使用電力8781万240kWh
新電力への切り替えで年間1億5380万円の電気代削減

【病院・福祉施設】

契約電力784kW、年間使用電力232万2090kWh
新電力への切り替えで年間562万円の電気代削減

自社に合った料金プランや新電力会社を選ぶことで、LEDの初期費用をまかなうことが可能です。

LEDの導入費用は電気代削減でまかなえる!

水銀灯の生産終了にともない、LEDへの切り替えが必要になります。導入費用はLED切り替えによる電気代削減でまかなうことができます。

また、新電力への切り替えによる電気代削減も可能です。スイッチビズでは、LED設置の相談をしながら電力会社の一括見積もりを利用できますので、ぜひご相談ください。

LEDの導入費用は電気代削減でまかなえる!

水銀灯の生産終了にともない、LEDへの切り替えが必要になります。導入費用はLED切り替えによる電気代削減でまかなうことができます。
スイッチビズでは、LED設置の相談をしながら電力会社の一括見積もりを利用できますので、ぜひご相談ください。