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菅元総理「日本のエネルギーは200年前に戻ればいい」その真意は

脱炭素 再生可能エネルギー, 環境

水素で二酸化炭素ゼロの世界へ!

長尾

中村社長、菅さん、2話目ということでよろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

中村

よろしくお願いします。

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登場人物

長尾

今日はですね、菅さんの『原発事故10年目の真実』という書籍、私読ませていただいたんですけども。

ありがとうございます。

長尾

その中で、すごく感銘を受けたところがありまして。

再エネと水素、この掛け合わせで脱炭素社会を作っていくというような提言をされてたと思うんですけども、視聴している皆さんにご説明いただいてもいいですか?

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水素ビジネスはすぐ側にあった

前回もですね、太陽光発電だけでも、理論上は、今日本で使われている電気の2倍の電力が発電できるということを前回説明しました。その余ったというか、電力をどうすればいいか考えてみたわけです。

電力から水素を作ることは技術的には極めて容易です。今、実は大きなCO2排出源が製鉄なんですね。製鉄っていうのは、酸化鉄、FeOかな?をカーボンCでOを引き離すわけですよね。

そうすると、鉄ができるわけです。その代わりにOとCがくっついてCO2ができる。日本で今出てるCO2排出総量の内の2~3割は、そういう製鉄などから出てます。

ですから、そのCを使う代わりにHを使うというような感じ。

そうするとFeO、つまり酸化鉄っていうのがこれが鉄鉱石ですから、それにHを反応させるとH2Oができるわけです。それで二酸化炭素の排出をしないで製鉄業が成り立つんです。

水素を使えば炭素の排出はなくせる

これはかなり大きな事業変更なんですけど、技術的には十分展望は出てます

長尾

製造過程で出るCO2をなんとかしないと、なかなかカーボンニュートラルっていうのは達成できないと思いましたので、そういう意味では、水素ってその分野ですごく活用できるなっていう風にお話し聞いて思いました。

今、色んなところでですね、実験も始まってます。

福島原発事故のあとの福島県でですね、「NEDO」という、これ経産省傘下の研究機関なんですが、いわゆるソーラーシェアリングではない、普通の太陽光発電をやって、そこから発電した電気で、水素を作る実験をすでにやってます。

原理的にはそう難しくないけども、それを工業的にやるには、相当のですね、面積とか資本は要りますね。

長尾

中村社長はいかがですか?水素というところでLooopさんで考えてらっしゃることだったりとかあったりするんですか?

中村

僕たちね、今年、新卒採用したんですよ。新卒に必ずプレゼンさせるんですね。

その中で東大の子が入ってきてて、我々もどんなプレゼンするのかなと思ってすごい楽しみにしてたんですけどね、彼女が「水素社会が来るんだから、水素ビジネスを推進するべきです!」みたいな。「そのために私はLooopに入りました!」とか言って、「やっべー奴来たな」と思って。

僕はそれまで、実はですよ、水素社会なんて当分先だし、来ないって思ってたんですよ。水素を変換するための効率って、めちゃくちゃ効率悪いから、蓄電池に貯めたらいいじゃんって思ってたんです。

彼女が熱量すごくて、「水素来ますよ!」と。「イスラエルのこのベンチャーは水素の変換効率がこんな上がってます!」みたいな。「まだ来ないって言うんですか⁉」って僕に詰めてくるんですね。

僕もさすがにこれは「やりようあるんじゃないかな」って、ちょっと考え変わりまして。

水素社会をいち早く実現することができるチームが世界の中で次のGoogleとかAppleとか、そういう会社になっていくんじゃないかなってちょっと思い始めていて、水素っていうのは今すごく注目しています。

水素ビジネスで次世代の大企業に

大体地球上のエネルギーっていうのは全部太陽から来ているわけですよ。太陽のエネルギーっていうのは、水素の核融合。HとHが原子核がくっついてヘリウムになるんですよ。その核融合の熱なんですよ。

それが、この何万キロの間に光という形で地球に来てるわけです。その光をですね、最初にエネルギーにしたのは何かというと、植物なんですよ。

CO2をですね、植物が吸い取って、木はCなわけですよ。出すのがO2なわけですよ。で、木が化石化したものが石炭であり、それでどんどん大気中のCが石炭とか石油の形で大気中から無くなったから、O2が増えたんです。

日本だって、つい200年ぐらい前まで(燃料は)薪と炭なんですよ。両方とも植物なんです。農村は食料の生産地であると同時に、エネルギーの生産地だったんですよ。

農村はエネルギーの生産地だった

だから200年前に戻ればいいんですよ。戻る時に、新しい技術を使うっていうのがこの太陽光とかのやり方で。

原理的に考えればね、突飛なことをやろうとしているわけじゃないんですよね。

農地と太陽光発電が両立するっていうことは農林省にとってもですね、実はありがたい話なんですよ。高齢化が進んで、ほとんどがほっといたら耕作放棄地になるんですよ。農林省にとって耕作放棄地というのは政策の失敗の象徴になるんですよ。

ですから、農林省がエネルギー供給の役所になるっていうのは200年前に戻るということなんですよ。

中村

なるほど。

だから私はね、農林省っていう名前を、ちょっぴりプラスしたらどうですか、と。“農林水産再エネ省”って。

元々、農業・林業というのは再エネなんですから、その役所がしっかりしていけば、農業とエネルギーの両方を、CO2を出さないで供給できて、それに携わる人は十分な収入を得られる。

長尾

次回、最終話ということで、またちょっとざっくばらんにお話しができたらという風に思ってます。それではですね、「脱炭素ならスイッチビズ」でまたお会いしましょう。

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