LED

脱炭素で求められる省エネ化、2021年の水銀規制を背景に、照明器具のLED化が世界規模で進められています。

LED化は事業を運営するうえでも避けられない課題ですが、新たに導入するにはコストが気になりますよね。照明設備を買うか、リースで導入するかで検討している企業も多いのではないでしょうか。

この記事では、まずはLEDのリースが抱えるメリット・デメリットを解説します。購入する場合と比べて、どちらにするかを検討していきましょう。

合わせて、効果的なコスト削減をする方法もご紹介します。LEDへの移行とコスト削減を効率的に進める参考にしてください。

LEDはリース契約で借りることもできる

2021年からは、水銀灯の製造や輸出入が禁止されることになりました。環境や健康被害といったリスクへの配慮から行われることになる規制です。

この年から直ちに水銀灯が使えなくなるわけではありませんが、不意に交換を必要とするトラブルに直面すると混乱が起こってしまいますよね。早いうちに、LED照明への移行を進めておくのをおすすめします。

しかし、いきなり全ての設備を買い換えるのは難しいという方も多いことでしょう。そういうとき、初期費用が抑えられるリース契約の有用性が高まってくるのです。

LEDのリース契約について、メリットとデメリットを知っておきましょう。

LEDリースのメリット

LEDのリース契約の大きなメリットは、初期費用を大幅に抑えられることです。

購入する場合に高額になりがちな費用を、長期間にわたる利用料に分散することができます。なかには初期費用が無料という業者もありますので、リース業者の相見積もりは必須でしょう。

リース費用には、LEDの機材だけでなく工事費用も含まれています。毎月のリース費用だけでLEDを導入できるので、資金を一気に減らさずに済みます。

毎月の経費として、事業計画書にリース代を計上すると収支を把握しやすくなるでしょう。

LEDリースのデメリット

LEDリースにはデメリットもあります。初期費用を抑える一方で、長期的には割高になってしまうのがネックと言えるでしょう。

まず、保険料や手数料が毎月のリース費用に上乗せされている点です。購入するよりもトータルコストが高くなってしまうケースもあります。

リース契約はレンタルと異なり、数年単位の長期で結ぶものです。途中解約は原則できません。解約するときには、残金精算などの対応が必要になります。

細かな運用の変化に融通がきかないため、将来の見通しがはっきりしない場合はリスクになってしまいます。

また、リース契約でも条件によっては補助金・助成金も活用できます。購入する場合よりも選べる種類が少なくなってしまう点はデメリットと言えます。

リースなのに返却不要の契約形態も

一般的なリース契約は、借りるものの所有権はリース会社が保有しています。リース期間が終われば、返却しなければなりません。LEDのリースの場合も、上記のような契約が一般的です。

しかし、契約によっては返却する必要がなくなるケースもあります。「所有権移転ファイナンス・リース」という、契約終了時に所有権が借り手に移る契約です。

この契約形態だと、リース期間が終わっても利用できます。初期にかかる費用を抑えながら、設備の交換の手間も減らせるでしょう。

リース契約時にはLEDの価格推移に注意を

LED照明

LED照明の購入費用が高いからリース契約をするほうが安い、と断言することはできません。なぜなら、LEDの価格が年々下がっているからです。

LEDリースの契約を検討するときは、最新価格の確認をおすすめします。

また、リース期間終了後に再契約が必要な場合にも、慎重に検討しなければいけません。最新の購入価格を確認することで、再契約のリース料が納得できる価格なのかが判断できます。

年ごとのLED電球の価格を表にまとめました。

LED電球の価格
2009年6000円以上
2010年3000円
2011年2000円
2014年1000円以下

これを見ると、2009年から年を追うごとに価格が大きく下がっていることが分かります。LED電球の価格はさらに下がっていくのか、それとも横ばいになるのか、価格をチェックしてからリースの収支を比較しましょう。

LEDを購入する場合とリースする場合との比較

LED導入にあたり、新たに購入する場合には初期費用がかかることはやむを得ません。ただし、LEDには省エネ効果があり、電気代は蛍光灯の約半分になる点にも注目しましょう。たとえ導入にコストをかけたとしても、中長期的にみれば安く済むこともあるのです。

一方で、リースの場合には初期費用はかからないものの、トータルコストは購入するよりも高くなります。しかし、高くなると予想される分を省エネ効果で回収できるようなら、リースでも十分お得になるのです。

では、リースで高くなる分のコストは、どうすれば回収できるのでしょうか。

神奈川県が行なった実証実験によれば、初期投資なしでLED照明を5年間リースした場合、リース料金を契約期間内に回収できた施設は5カ所中3カ所だったとのことです。


ある程度の規模がある施設で、照明の使用時間が長いほどリースに適している

ことも分かっています。

コストの試算には、契約や施設規模、使用状況などの諸条件が影響するため、購入とリースのどちらがお得なのかは一概には言えません。助成金制度を活用すれば減額できるケースもあります。

これらの情報を総合的に加味して、事業所に最も合う方法でLEDを導入しましょう。

LED化ついでに効果的なコスト削減をするには

コスト削減

一般的なオフィスでは、照明のコストは光熱費全体の40%にものぼると言われています。

大きな割合を占める電気代を抑えるには、電気プランの見直しをすることが効果的です。照明のLED化とは異なり、初期費用がかかるものでもありません。電気代のコスト削減のためには見逃せない要素と言えるでしょう。

法人向けに2000年から電力自由化が進められていることも、コスト削減に向けた好材料と言えます。

電力自由化が始まってからは、「新電力」と呼ばれる新規の電力会社も多く参入してきました。電力会社が増えたことで、業者間での価格競争が起きている現状があります。従来から電力を供給している一般電気事業者も、これまでよりも安価なプランや、さまざまな特徴があるプランを打ち出してきています。

照明のLED化によるコスト削減と合わせて、電力会社の乗り換えや電気プランの見直しを行うことで、さらに効果的な電気代のコスト削減が見込めます。

効果的なLED導入と電力コスト削減の相談・見積もりをする

LEDリースを利用すると初期費用がかからないため、導入コストを大幅に削減できます。初期費用の削減は、LED化をする際には大きなメリットになるでしょう。しかし、購入とリースを利用する場合を比べたときに、どちらがお得になるのかは一概には言えません。

導入費用と電力コストの削減効果を見積り、比較検討しましょう。

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